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「肉のブヒ丸」— 受け継がれた情熱と、新たな挑戦

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甲府市北エリア・湯村に店を構える「肉のブヒ丸」。2023年9月にオープンしたこの精肉店は、県内外から多くの人々が訪れる人気店だ。その背景には、父の代から続く肉屋としての長年の経験と、「美味しい肉をより多くの人に届けたい」という店主の熱い想いがある。今回は、そのこだわりや今後の展望について話を伺った。

取材者(やまなしラボ)

伝統と挑戦が生んだ「肉のブヒ丸」

「肉のブヒ丸」のルーツは、先代が営んでいた肉屋にある。父から受け継いだ技術と知識をもとに、店主が「集大成」としてオープンさせたのがこの店。

「昔ながらの肉屋の良さを残しつつ、今の時代に合った形でより多くの方にお肉を楽しんでもらいたい」という想いを持ち取り組む。

その想いは、店の外観や雰囲気にも表れている。赤を基調とした目を引くデザインと、ユニークな店名が印象的です。実際に、郡内や富士吉田、さらには隣県から足を運ぶ人も多く、県内のツルハドラッグにも精肉を卸すなど、着実に支持を広げている。

最高品質の肉を、手頃な価格で

「肉のブヒ丸」の魅力は、何といってもその品揃えと価格だ。松坂牛や甲州牛などのブランド牛をはじめ、富士桜ポーク、国産豚、鶏肉など、厳選された上質な肉が店内に並ぶ。それにもかかわらず、価格は非常にリーズナブル。

お客様に『安心・安全・納得』して手に取っていただけるよう、生産者からの直接仕入れを徹底し、無駄なコストを省いています。

また、手作りの総菜にもこだわりが詰まっている。特に、唐揚げやメンチカツは、肉本来の美味しさを最大限に引き出すため、仕込みの方法やサイズにまで細かく気を配っている。揚げたてを頬張れば、外はサクッと、中はジューシーな旨みが溢れ出す。

曜日ごとの特売日も人気のひとつで。「とんちきセール」「チキチキチチキンDAY」「挽肉の日」「フライ100円均一セール」「とんとんDAY」「モーモーDAY」など、ユニークな企画が並び、多くの客で賑わう。

地域に根ざし、人をつなぐ精肉店へ

「肉のブヒ丸」は、単に肉を売る店ではない。地域の人々や活動する人たちを応援することも、大きなテーマとして掲げている。その一環として、店のチラシの裏面を活用し、地域のイベント情報などを発信している。

また、バーベキューなどで肉を楽しむ人々などにも寄り添う姿勢を大切にしている。

バーベキュー用のお肉も、お客様の好みに合わせて提案できます。お肉の本来の美味しさをしっかり味わっていただきたいと心がけています。

マルシェ出店と、広がる可能性

「肉のブヒ丸」は、店頭販売にとどまらず、積極的にマルシェにも出店している。店主は、マルシェを単なる販売の場ではなく、「楽しむ場」として捉えている。

食べながら歩けるように、店舗とは違うサイズで販売したり、出店者さんや主催者さんと一緒に、イベント全体が盛り上がるよう工夫しています。

特に、子どもたちが主体となって楽しめるイベントづくりを目指し、新たなアイデアを出しながら出店しているという。

未来への展望 — 目指すは商店街

「肉のブヒ丸」は、今後さらに事業を拡大していく予定。現在は県内だけでなく、東京や千葉などへの卸業も視野に入れており、バーベキュー場などでの提供にも取り組んでいきたいという。

さらに、店主には「ブヒ丸主催のバーベキュー大会やマルシェを開催したい」という夢がある。最終的な目標は、肉屋だけでなく、さまざまな店が集まる商店街をつくることだ。

「人が集まり、つながり、笑顔になれる場所をつくりたい」「美味しいお肉を囲んで、みんなが楽しく過ごせる空間を提供していきたい」

肉へのこだわりと、地域への想いが詰まった「肉のブヒ丸」。これからも、新たな挑戦を続けながら、多くの人々に愛される店として成長していきたい。

店舗情報・SNS

・肉のブヒ丸
山梨県甲府市湯村2-6-14
電話 055-288-0206
営業時間 10:00〜19:00
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください

Instagram https://www.instagram.com/meat_buhimaru/

常に「肉のブヒ丸」は、安心で新鮮な肉を提供し、手作りの総菜で忙しい主婦の味方となることを目指しています。そのこだわりと情熱が、多くの人々に支持される理由となっています。

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