ドローン操縦士の高根さん

自己紹介

2019年3月、都内から富士吉田市に移住してきました。移住前から地域活性化のために商店街などでドローン体験会を開催しており、富士吉田市でも同様の活動を行いたいと考えていたところ、下吉田駅前の新倉食堂の林さんと出会い、2019年7月に「Arakura Drone」として活動を開始しました。

きっかけ

大学1年生の時、学生消防団員として世田谷消防団本部に所属したことがきっかけで、学生団員の確保と活動拡大を担当し、防災・減災に関わるようになりました。その後、部隊活動、指令要領、救命講習の講師、幹部研修、災害出場など、約13年間にわたりさまざまな経験を積みました。特に3.11の東日本大震災では、消防署の被災状況や福島に派遣される方々の様子を目の当たりにし、自助と共助の重要性を感じました。自助と共助については、地域コミュニティの強化が不可欠で、大規模災害発生時の情報収集力強化が消防組織の課題であると考えました。

発災時の情報収集手段を考える中で、ドローンの活用が浮上しました。最初はおもちゃのドローンで練習を始め、その後、民間資格を取得しました。この練習が楽しかった経験からイベント化し開催することで地域活性化と啓発にもつながり、自身の操縦技術も向上すると考えました。その結果、発災時における効率的な情報収集手段として有力だと感じ、活動を開始することに決めました。

これから

法規を遵守することはもちろん、ドローンのイメージ改革にもこだわり続けたいと思います。体験会では、安全性を担保しつつ、感動体験をすべての人に提供できるよう、幅広い年齢層の仲間と共に日々技術習得と技術開発に努めています。操縦技術や映像転送技術に加え、3Dプリンターやレーザー刻印器などの製作技術も取り入れ、独自の演出システムを活用したイベント展開を行っています。また、観光誘致や施設活用を目的に、2023年8月から主催している「Drone Racing Yamanashi」も業界トップクラスの規模と演出で今年も開催予定です。これまで支えていただいた多くの方々と、日々活動を共にする仲間と力を合わせ、これからも山梨県の魅力を発信していきます。

やまなしラボ

山梨自遊クリエイター

山梨を中心に「体験してみたい」「人を集めたい」「知ってもらいたい」などの機会やサービスをプロデュースする活動をしております！主催者側、参加者側問わず皆様の思いをぜひお聞かせください。SNS等でつながっていただくと普段の活動や思いが伝わると思います！ 主にアイデアを具体的な形にし、価値ある体験や商品・サービスとして世の中に提供すること。マーケティング、デザイン、企画、運営など・・・